部屋の中で友達と話した会話の内容や通話の内容が、他の人に知られていたことはありませんか?
もし心当たりがあるのなら、部屋に盗撮カメラや盗聴器が仕掛けられている可能性があります。
残念ながら今の時代は、一般の女性でも部屋にカメラや盗聴器を仕込まれることは珍しくありません。
特に一人暮らしをしている女性の家は、盗撮犯や盗聴犯に狙われやすくなっています。
しかし部屋にカメラや盗聴器が仕掛けられていたとしても、どう対処していいか分からないという人も多いはずです。
そこで今回はそんな人のために、盗撮や盗聴の被害を防ぐための基礎知識や対策などについて説明していきます。
一人暮らしの女性は部屋に盗撮カメラや盗聴器を仕掛けられている危険がある
2016年12月、東京都狛江市にあるアパートの一室に男が侵入し、部屋に盗撮カメラを仕掛けるという事件がありました。
被害にあったのはその部屋に一人で住んでいた女性で、犯人は女性宅の洗濯機のホースの中にカメラを設置したのです。
幸い被害にあった女性がカメラにすぐ気づいたことで大事には至らず、その後犯人も逮捕されましたが、これはけっして他人事ではありません。
現在は、盗撮カメラや盗聴器がネット通販などで簡単に手に入る時代です。
一人暮らしの女性であれば、いつ狙われてもおかしくないばかりか、すでに盗撮カメラや盗聴器を部屋に仕掛けられている可能性すらあると言えます。
部屋に設置される盗聴器にはどんな種類のものがある?
盗撮カメラや盗聴器による被害を防ぐためには、これらがどういうものであるか知っておくべきです。
まず盗聴器がどういう仕組みのものなのかについて、簡単に説明します。
盗聴器は、発信機と受信機の2つ1セットで成り立っており、部屋に仕掛けられるのはこのうち発信機のほうです。
発信機は周辺の音声を拾い集め、その情報を電波で発信し、この電波を受信機が受信することで盗聴されるという仕組みとなっています。
では部屋に仕掛けるタイプの盗聴器には、どのような種類のものがあるのでしょうか?
ここでは、部屋の会話を聞かれてしまう4種類の盗聴器について説明していきます。
部屋に設置される盗聴器の種類①電池式の盗聴器
電池式の盗聴器はその名のとおり、本体に内蔵された電池によって動くタイプの盗聴器です。
電源を気にしなくていいので好きなところに仕込める反面、電池が切れると動かなくなるため、長期間の盗聴はできません。
電池式の盗聴器は、黒色で直方体の形状をしているのが特徴です。
小さくて黒い箱のような形のものが、知らない間に部屋の目立たないところにあったら、それは盗聴器かもしれません。
電池式の盗聴器にはこの他にも、別のものに擬装されているものもあります。
例えばカードやキーホルダー、ペンや置時計など、実に様々な種類があるのです。
このうち、例えば置時計の形をした盗聴器などは時計としての機能も果たすので、それが盗聴器だと気づくのは難しいと言えるでしょう。
部屋に設置される盗聴器の種類②コンセントに仕込まれた盗聴器
盗聴器が仕掛けられている場所として特に多いのが、コンセントの裏側です。
電池式の盗聴器は電池が切れれば盗聴できなくなりますが、コンセント裏に隠された盗聴器はそこから電気を供給しているため、半永久的に電波を発信し続けます。
コンセント裏に仕掛けられるタイプの盗聴器は、先ほど説明した小さい黒い箱に2つのクリップが付いた形状をしています。
このクリップをコンセントの裏側の配線部分に直接挟みこんで、電気を供給しているのです。
このタイプには他にも、三又コンセントやテーブルタップなどに擬装した盗聴器もあります。
これらもコンセントに差さっていることで電気が供給されるので、半永久的に盗聴されてしまうのです。
部屋に設置される盗聴器の種類③電話回線に仕込まれた盗聴器
盗聴器のなかには、電話回線に仕込まれるタイプのものもあります。
電話回線に仕込まれるタイプの盗聴器は、回線の電流から直接電気を供給するタイプです。
こちらもコンセントに仕込まれる盗聴器同様、電気を供給しているため、原則電源が切れることはありません。
電話回線に仕込むタイプの盗聴器の特徴は、仕掛けた部屋の会話ではなく、電話の内容を盗聴するというものです。
通話が始まると発信機は電波を飛ばして受信機に会話内容を発信し、通話が終わると電波の発信も止まります。
通話中しか電波を発さないため、通話中以外は盗聴器の発見器などを使っても見つけられません。
またこのタイプには、電話線の両端に付いているモジュラージャックに擬装した盗聴器もあります。
部屋に設置されない盗聴器!コンクリートマイク
盗聴する相手の部屋に設置しなくても、部屋での会話を盗み聞きできるタイプの盗聴器が「コンクリートマイク」です。
コンクリートマイクは壁にマイクを当てると、壁の向こうの部屋の音が聞こえるという機械で、録音装置付きのものもあります。
コンクリートマイクはネット通販などでも販売されているため、誰でも簡単に購入できてしまいます。
もし隣の部屋の住人に使われれば、部屋での会話を盗聴されてしまうかもしれません。
部屋の壁が薄いアパートなどに住んでいる人なら、なおさらその危険も高くなります。
さらに厄介なことに電波を発信しているわけではないので、盗聴されていることに気付くことも対策することも難しいと言えるでしょう。
部屋に設置される盗撮カメラにはどんな種類のものがある?
部屋に仕掛けられるタイプの盗聴器がどういうものであるか分かったところで、次に説明するのは盗撮カメラです。
盗撮カメラも盗聴器同様、非常に発見が難しいものとなっています。
なにしろ盗撮カメラのレンズには直径1㎜ほどの大きさのものもあり、盗聴器と同じく他のものに擬装したカメラもたくさんあるからです。
もともと暗い所は映せないという短所があった盗撮カメラですが、現在は暗視機能が付いているものもあり、全体の性能はどんどん上がっていっています。
部屋に設置されるタイプの盗撮カメラの種類には、大きく分けて無線型のものと録画式のものの2つがあります。
ここでは無線型と録画式、それぞれの特徴について説明していきましょう。
部屋に設置される盗撮カメラの種類①無線型の盗撮カメラ
無線型の盗撮カメラは、撮影した映像を電波で発信し、受信先のモニターなどにとばします。
映像を受信したモニターは、リアルタイムで部屋の様子を映します。
しかし映像を受信するためには、仕掛けたカメラから数十メートルの範囲内にいなければなりません。
そのため今ではあまり使われていないようですが、近隣住民に仕掛けられれば盗撮映像を受信されてしまうかもしれないので油断はできません。
無線型の盗撮カメラも盗聴器と同じく、電池で動くタイプとコンセントの電気を使って動くタイプがあります。
電池式なら電池が切れれば盗撮できなくなりますが、コンセントの中に隠されていたり、コンセントに擬装したタイプのものは半永久的に動き続けるので注意が必要です。
部屋に設置される盗撮カメラの種類②録画式の盗撮カメラ
録画式の盗撮カメラは撮影した映像を電波で発信するのではなく、メモリーカードなど内部の記録媒体に保存するタイプのカメラです。
録画式のカメラは基本的に電池式なので、コンセントの裏など電気を供給する場所ではなく、部屋の死角などに隠されていることが多くなっています。
盗撮した映像は、カメラからメモリーカードを取り出し、モニターなどの再生装置に差し込むことで閲覧できる仕組みとなっています。
そのため盗撮犯が部屋にこのタイプのカメラを仕掛けた場合、録画した映像を観るためには再度相手の女性の部屋に忍び込み、カメラを回収する必要があるのです。
盗撮犯からしたらリスクが高い方法のため、仕掛けられないだろうと思う人もいるかもしれません。
しかしリスク覚悟でカメラを仕込んでくる盗撮犯もいますし、室内に入れる知り合いが仕掛ける可能性もありますから油断はしないほうがいいでしょう。
盗撮カメラや盗聴器はどうやって女性の部屋に仕掛けられるのか?
ここまで部屋に仕掛けられる盗撮カメラや盗聴器の種類について説明してきましたが、これらはそもそもどうやって仕掛けられるのでしょうか?
盗撮カメラや盗聴器を仕掛けるためには、相手の部屋の中に入らなければなりません。
しかし盗撮や盗聴の被害にあった人たちのなかには、誰かに部屋に侵入されたおぼえがないという人もいるのです。
もちろん友人や親族など、部屋に出入りしたことのある人が犯人である可能性も完全には否定できません。
ですが、もっとごく自然に被害女性の部屋に入っている人がいるかもしれません。
ここでは、盗撮カメラや盗聴器が仕掛けられるパターンとして有り得るものを紹介していきます。
業者を装って部屋に入り、盗撮カメラや盗聴器を仕掛けるパターン
一人暮らしの女性の部屋に自然な形で入る方法の一つに、何らかの業者を装って訪問するという方法があります。
例えば水道やガスの点検業者だと名乗って、部屋の中に入れるように言ってくるなどです。
部屋の住人が頼んでいないと思っても、市や管理会社などから依頼を受けたと言ってくるケースもあります。
清掃業者を名乗って、格安または無料で部屋の掃除をするサービスをしていると言ってくる人もいるようです。
盗撮や盗聴に限った話ではありませんが、このように何らかの業者を装って部屋に無関係の人間が入ろうとすることは珍しい話ではありません。
自分で頼んでいない業者が部屋を訪れた場合、安易に部屋の中に入れないよう注意しましょう。
住人が留守の間に部屋に侵入して盗撮カメラや盗聴器を仕掛けるパターン
盗撮カメラや盗聴器が部屋に仕掛けられるパターンとして一番考えられるのが、留守の間に部屋に忍び込まれることではないでしょうか。
平成29年に発生した空き巣など住宅への侵入窃盗事件は、37,027件にもおよびます。
このうち犯人の侵入手口でもっとも多いのが、鍵のかかっていない入口などから入ったというものなのです。
この侵入手口は3階以下の集合住宅では45.6%、4階以上でも45.9%と約半数を占めています。
窓が破られていたり、ドアがこじ開けられていたのなら誰かに侵入されたことがすぐ分かりますが、鍵が開いていたのでは侵入されたことが分かりません。
まして侵入した目的が金品などを盗むことではなく、盗撮カメラや盗聴器を仕掛けることだったのならなおさらです。
出かける前と部屋の様子が違うような気がするけれど何も盗られた様子がないという場合は、カメラや盗聴器を仕掛けられたことを疑ったほうがいいかもしれません。
住人が住む前から部屋に盗撮カメラや盗聴器が仕掛けられていたパターン
マンションやアパートに住んでいる場合、自分の前にその部屋に住んでいた人がいることも多いでしょう。
前の住人が盗撮カメラや盗聴器を仕掛けられていた場合、これらは部屋に残ったままになっている可能性が高いと言えます。
つまりあなたが住んでいる間にカメラや盗聴器を部屋に仕掛けられなくても、誰かに盗撮や盗聴をされていることも考えられるのです。
さらに恐ろしいのは、新築のマンションのコンセント裏から盗聴器が見つかった実例もあるということです。
新築の物件でも不動産会社の人や内装業者など、部屋に入れる人間は何人もいます。
新築にしろ、そうでないにしろ、引っ越しした際はカメラや盗聴器が仕掛けられていないか確認したほうがいいでしょう。
盗撮カメラや盗聴器の確認方法については、後ほど詳しく説明します。
部屋に侵入せずに盗撮カメラや盗聴器を仕掛ける方法とは?
盗撮カメラや盗聴器を部屋の中に仕掛けるとなると、犯人にもそれなりのリスクがあります。
住人の留守中に部屋の中に侵入する場合、同じマンションやアパートの住人に見つかる危険も高いです。
業者を装って侵入する場合も、被害者に顔を見られてしまうので、こちらもやはりリスクが高いと言えます。
しかし盗撮カメラや盗聴器を部屋の中に仕掛ける方法は、何も相手の部屋の中に侵入するだけではありません。
もっと手軽かつ安全に、女性の部屋に盗撮カメラや盗聴器を仕掛ける方法もあるのです。
では次に女性の部屋に侵入せずに、盗撮カメラや盗聴器を仕掛ける方法について説明していきます。
女性への贈り物の中に盗撮カメラや盗聴器を忍ばせる方法
部屋に侵入せずに盗撮カメラや盗聴器を仕掛ける方法として多いのが、女性への贈り物の中に忍ばせるという方法です。
なかでも多いのが、ぬいぐるみの中に盗聴器を仕込んで女性に送るという手口です。
ある女性が交際相手からもらったぬいぐるみの中に盗聴器が仕込まれていたというケースは、実際に起こっています。
交際中であっても、独占欲が強いなどストーカー気質のある男は、盗聴器をしかけて相手の会話を聞きたがることも珍しくはないのです。
ぬいぐるみと同じく、盗撮カメラや盗聴器が仕掛けられていることが多い物として家電製品が挙げられます。
カメラや盗聴器は非常に小さいため、家電製品には忍ばせやすいのです。
交際相手以外の男からぬいぐるみを受け取る女性は少ないかもしれませんが、家電製品なら受け取ってしまうという女性は気をつけたほうがいいかもしれません。
擬装した盗撮カメラや盗聴器を女性に送りつける方法
ぬいぐるみや家電製品に盗撮カメラや盗聴器を仕掛けるまでもなく、今では堂々とカメラや盗聴器そのものを贈ることも可能です。
先ほども説明したとおり、他の物に擬装した盗撮カメラや盗聴器はたくさんあるからです。
ボールペンや電卓、腕時計や置時計、パソコンのマウスやUSBなど、その種類は多岐に渡ります。
見た目がそのままなのはもちろん、それぞれの機能も果たしているので、それがカメラや盗聴器だと気づくのはとても難しいと言えます。
ボールペンや置時計などは電池で動くタイプになっていますが、マウスやUSBなどはパソコンを電気の供給源にしているタイプが多いものです。
電池が切れたら終わりのカメラや盗聴器とは違い、電気を供給されているタイプのものは半永久的に盗聴や盗撮ができてしまうので特に気をつけましょう。
部屋の外からカメラを仕掛けて、室内を盗撮する方法とは?
部屋の中に盗撮カメラを仕込まれたり、贈り物に仕込まれたりする以外にも、部屋の中を盗撮されてしまう可能性はあります。
先ほど紹介したコンクリートマイクのような機械は盗撮カメラにはありませんが、もっと原始的な方法で盗撮が可能なのです。
そもそもこれから紹介する方法なら、これまで説明してきたような盗撮カメラを使う必要すらなく部屋の中を盗撮されてしまいます。
では盗撮カメラを使用せずに部屋の中を見る方法とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
ここでは部屋の外から、盗撮カメラを使わずに部屋の中を盗み見る方法について説明していきます。
被害女性の部屋が映るような位置からカメラで撮影する方法
部屋に盗撮カメラを仕掛けるまでもなく、女性の部屋を盗撮する方法でもっとも簡単なのが、外から相手の部屋を撮影することです。
例えば女性の住んでいる部屋の向かいの建物から、ビデオカメラで撮影すればいいのです。
多少離れた位置からでも、望遠レンズなどを使えば室内を盗撮されてしまいます。
特にマンションの高層階に住んでいる女性などは、外から覗かれることを想定せずに、無防備な格好で部屋をうろつく人も少なくないようです。
マンションやアパートなどに住んでいる場合、隣の部屋の男にベランダから部屋の中を盗撮される可能性もあります。
高層階に住んでいても、カーテンを閉めるなどして、しっかり対策したほうがいいでしょう。
女性の部屋の玄関のドアスコープを外して室内を撮影する方法
女性の部屋の中を盗撮するのに、「ファイバースコープカメラ」が使われるケースもあります。
ファイバースコープカメラとは、内視鏡検査などに使われる、チューブにつながれたカメラのことです。
玄関ドアには玄関の内側から外を覗けるドアスコープが付いていますが、これを外して、そこからファイバースコープカメラで室内を覗くという方法もあります。
実際、知らないうちに玄関のドアスコープが外されていたという女性も少なくないようです。
この場合、ファイバースコープカメラで部屋の中を盗撮されていた可能性が高いと言えます。
盗撮を防ぐためにも、普段はドアスコープに内側からガムテープを貼るなどして対策するといいでしょう。
女性の部屋の郵便受けからカメラで撮影する方法
部屋の外からの盗撮を防ぐために、ドアスコープ以上に気をつけたいのが郵便受けです。
マンションやアパートなどの場合、玄関ドアに郵便受けがついている部屋は多いものです。
特にドアの内側に箱が付いていないタイプのドアの場合、外から室内を覗いたり、盗撮することが簡単にできてしまいます。
また箱がついているタイプのドアでも、ファイバースコープカメラを使われれば、やはり簡単に盗撮されてしまうでしょう。
郵便受けからの覗きや盗撮を防ぐためには、玄関ドアの内側にカーテンなどを付ける方法が適しています。
この方法なら、少なくとも玄関の外から室内を覗かれるという心配はないと言えるでしょう。
盗撮カメラや盗聴器はどうやって見つけ出す?その方法とは?
ここまで盗撮カメラや盗聴器の種類、それぞれの仕掛け方などについて説明してきました。
しかし盗撮カメラや盗聴器の仕掛け方などが分かったところで、対処方法が分からなければ意味がありません。
盗撮カメラや盗聴器を部屋から撤去するためには、これらを見つける必要があります。
では、どうやってカメラや盗聴器を部屋から見つけ出せばいいのでしょうか?
ここでは、盗撮カメラや盗聴器を部屋から見つけ出すための3つの方法について紹介していきます。
盗撮カメラや盗聴器の見つけ方①市販の発見器を購入し、自分で探す
盗撮カメラや盗聴器を見つけ出すことは、素人が一人ですることも可能です。
現在はネット通販などでも、盗撮カメラや盗聴器の発見器が売られています。
先ほども説明したとおり、盗聴器や無線型の盗撮カメラは音声や映像を電波で発信しています。
盗撮カメラや盗聴器の発見器は、これらが発する電波に反応し、仕掛けられている場所を教えてくれるのです。
電波に反応する発見器には、周波数を感知するものや、実際の盗聴音声を受信するタイプのものがあります。
形状はキーホルダータイプのものや、トランシーバー型のものなど様々です。
値段は安いもので1,000円ほど、高いものなら数万円で販売されています。
あまりに安い発見器は精度も期待できないので、自分でカメラや盗聴器を探す場合は値段も性能も高いものを選んだほうがいいでしょう。
盗撮カメラや盗聴器の見つけ方②引っ越し業者のサービスを利用する
引っ越しをした際は、新しい部屋に盗撮カメラや盗聴器が仕掛けられていないか確認したほうが安全です。
先ほども説明したとおり、前の住人がカメラや盗聴器を仕掛けられていた場合、そのまま自分が盗撮や盗聴をされてしまう可能性もあります。
そこでおすすめしたい方法が、引っ越し業者に盗撮カメラや盗聴器の探索をお願いすることです。
最近は、オプションでカメラや盗聴器の捜索をしてくれる引っ越し業者が増えています。
引っ越し業者のサービスとはいえ、実際に捜索をするのは提携先の盗撮カメラや盗聴器の発見業者ですから安心です。
値段は安いところで10,000~20,000円ほどとなっており、直接専門業者に依頼するよりも値段が安くなっています。
盗撮カメラや盗聴器の見つけ方③探偵や盗聴器発見業者に依頼する
引っ越しのオプションで付けられる盗撮カメラや盗聴器の探索サービスは、値段が安い反面、あまり精度が高いとは言えません。
してもらえるのは簡易的な調査だけで、カメラや盗聴器が見つかっても、取り外しには別途料金もかかってしまう場合も多いようです。
値段こそ数万~10万円ほどかかりますが、本格的な探索をしてもらいたいのなら直接専門業者に依頼するのがおすすめです。
高性能な発見器を数台駆使して捜索してくれるので、自分で探したり引っ越し業者に依頼するよりも確実だと言えます。
とはいえ、なかには高性能と言っておきながら、市販の低性能な発見器を使ったりする悪徳業者もいるようなので注意が必要です。
依頼するのなら、盗撮カメラや盗聴器の発見実績が豊富な専門業者を選ぶようにしましょう。
また専門業者以外にも、盗撮カメラや盗聴器の発見サービスをしている探偵事務所もあるので、実績があるところならこちらに依頼するのもおすすめです。
まとめ
一人暮らしをしている女性の部屋に、盗撮カメラや盗聴器が仕掛けられることは珍しいことではなくなってしまいました。
現在は高性能な盗撮カメラや盗聴器が、ネット通販などで簡単に手に入る時代です。
コンセントの裏に隠せる小型のものや、ペンや時計などの日用品に擬装したものも多く、これではいつ盗撮や盗聴をされているか分かったものじゃありません。
盗撮カメラや盗聴器は、もしかしたらもうあなたの部屋にも仕掛けられているかもしれません。
もし盗撮や盗聴をされているように感じるのなら、被害を拡大させないためにも早めの対応が必要です。
盗撮カメラや盗聴器の発見器はネット通販でも売られていますし、確実に発見してほしいのなら実績のある専門業者や探偵に依頼するのがおすすめです。
この記事で紹介した方法を参考にして、ぜひ盗撮や盗聴から身を守ってください。