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盗聴の対策と発見

ラジオやスマホのアプリを使った盗聴器の見つけ方を解説します!

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盗聴器を見つけるといっても家中を探し回るのは大変ですし、コンセントの裏側など素人の方が調べると火災や感電といった事故に繋がる可能性があります。とはいえ、盗聴器が仕掛けられていないか調べるなら徹底的に調べたいですよね。

そこで今回は、ラジオやスマホのアプリを使った盗聴器の見つけ方を解説したいと思います。家中の家電の裏側を調べたり、コンセントの裏側を全て開けたりせずに盗聴器の有無を調べるにはラジオやスマホのアプリが便利です。また、見つけた盗聴器を取り外す方法も併せて紹介します。

FMラジオの周波数を使った盗聴器の見つけ方を教えます!

盗聴器は電子機器ですので、作動する際に特有の周波数を発しています。そして、この周波数で多いのがFMラジオの周波数帯(76.0Mhz~108.0Mhz)といわれています。つまり、盗聴器で聞き取った音をFMラジオの周波数帯で送信することで盗聴犯がその目的を達しているということです。

これを逆に利用すれば、家に盗聴器が仕掛けられていないかをFMラジオを使って調べることができるのです。自宅にFMラジオがあれば手軽にできる方法なので、読者の方は一度試してみてください。まず、盗聴器がないか調べてみたいと思う場所の近くに何か音の出るものを置いてください。

例えばですが、スマホやラジカセで音楽を流すのが手軽かもしれません。次に、FMラジオを起動して周波数を低い状態から徐々に上げていきます。そのまま76.0Mhzから108.0Mhzまで上げてFMラジオから自分が流した音が聴こえて来なければ、家に盗聴器は仕掛けられていないことになります。

もし、スマホやラジカセで流した音楽がFMラジオから聴こえて来た場合は要注意です。この方法は盗聴器から送信されている音声をFMラジオで拾うという方法なので、ラジオから聴こえる音声は盗聴器からの音声である可能性が高くなっています。

コンセントの裏側や冷蔵庫の裏側、照明の中やエアコンの上など盗聴器が仕掛けられやすい場所は数々ありますので、この方法を試す際はスマホやラジカセの音声が部屋中に聴こえるようにしましょう。そして、別の部屋でFMラジオを使って上記の方法を試すことで一度で部屋中の盗聴器を調べることができます。

そして、家のどこかに盗聴器が仕掛けられている可能性が高いのであれば次に少し小さな音でもう一度探してみましょう。盗聴器がありそうな場所の近くにスマホやラジカセを置いて、それでもFMラジオから流した音が聴こえてくるようであれば盗聴器が仕掛けられていると考えて良いでしょう。

スマホのアプリを使って盗聴器を探すのは難しいかもしれません

FMラジオ以外にも、スマホのアプリを使って盗聴器を探すという方法もあります。FMラジオほどではありませんが、スマホにも電波を受信する能力がありますので専用のアプリを使えば盗聴器の電波を探知することが理論上は可能です。

ただし、スマホが探知することができる周波数帯はごく一部なので、実際にはスマホのアプリを使って盗聴器を探すことは難しいといわれています。また、ワンセグ搭載のスマホであれば探知可能な周波数帯が多少は広がりますので盗聴器を探せる可能性も高くなります。

とはいえ、スマホで探せる周波数帯はFMラジオでもカバーされていますので、盗聴器を自宅にあるもので探すのであれば初めからFMラジオで探した方が良いかもしれません。

盗撮カメラを探すのであれば最低でも市販の発見器が必要

次に、盗撮カメラを自宅にあるもので探せるかどうかについて説明したいと思います。盗聴器と同じく、盗撮カメラも起動時には一定の周波数の電波を発していますので探知することが可能です。ただし、「音」という耳で聴いて分かるものを発している盗聴器に対して、「映像」を電波からキャッチすることは難しいです。

FMラジオを使った探知法では盗聴器から発せられている「音」の信号をキャッチすることによって仕掛けられた機器を探すことができます。しかし、盗撮カメラからの映像をFMラジオではキャッチすることができませんので、FMラジオで盗撮カメラを探せないという結果になります。

では、スマホのアプリを使って探すことは出来ないのでしょうか?これも、やはり難しいといえます。先ほどもお話しましたが、スマホでは受信できる周波数帯がかなり限られていますので、よっぽど運が良くないと盗撮カメラから出ている電波をキャッチすることは難しいでしょう。

このため、自宅に仕掛けられた盗撮カメラを探すのであれば最低でも市販の発見器が必要といえます。ホームセンターなどで販売されている発見器は盗聴器や盗撮カメラから発生している電波をFMラジオの周波数帯だけでなく、より広帯域の周波数に対応しているというメリットもあります。

市販の発見器を使えば音を送信している盗聴器を探せるだけでなく、映像を送信している盗撮カメラまで発見できるのでより多くの機器を発見することが可能です。盗聴器の発見にはFMラジオが有効という話は紹介しましたが、同じFM帯の周波数でもFMラジオでは探せない周波数もあるのが実際です。

また、盗聴器や盗撮カメラを専門に取り扱うショップなどではFM帯の周波数帯だけではなく、UFH帯やVFH帯といった周波数を発する機器が販売されているため、盗聴犯、盗撮犯がこういった機器に詳しければ詳しいほど、より高度な機器でないと発見することができなくなっています。

つまり、スマホよりもFMラジオ、FMラジオよりも市販の発見器、という具合により広範囲の周波数をキャッチすることができるので、どれだけのコストをかけるかによって盗聴器や盗撮カメラを発見できる期待も高まります。では、市販の発見器でも探せない機器が仕掛けられている場合はどうすればよいのでしょうか?

本当の意味で安心を買うには専門家に相談するのが一番!

盗聴器や盗撮カメラの中には、市販の発見器でも探せない周波数の電波が使われていることがあります。こういった盗聴犯、盗撮犯が取り扱う機器と発見器で探せる機器はいたちごっこの関係にあるので、最新の機器でないと全ての盗聴器、盗撮カメラを探すことはできません。

ですので、厄介な犯人に狙われてしまった、というケースでは盗聴器、盗撮カメラの専門家に相談するのが一番です。こういった専門家は最新の盗聴器、盗撮カメラを探知できる機器を持っているだけでなく、どんな場所に仕掛けられやすいかということや、仕掛けられた機器から犯人像を絞りこんでくれます。

もし、知人や友人が盗聴器や盗撮カメラを仕掛けたというケースであれば、本人を問い詰めて自宅に仕掛けた機器の場所を白状させることもできますよね。また、仕掛けられた機器の取り外しも専門家が請け負ってくれますので、自分で取り外す際に起こりうる火災や感電といった事故にも遭わずに済みます。

もちろん、専門家に相談するにはそれなりのコストがかかってしまいますが、本当の意味で安心したいのであれば安い買い物といえるかもしれませんね。

FMラジオや発見機で見つけた盗聴器、盗撮カメラへの対処法!

盗聴器、盗撮カメラの発見、除去の最終手段として専門家が有効ですが、多くのケースでは市販の発見器で充分に対応できるそうです。ここでは、FMラジオや市販の発見器で見つけた盗聴器、盗撮カメラをどのようにして取り外すのかという対処法を紹介します。

自宅に盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられていることが分かれば、誰でもすぐに取り外したいと思うのではないでしょうか?確かに、エアコンの上に盗聴器が置かれていたり、ぬいぐるみの中に盗撮カメラが仕掛けられているといったケースではすぐに取り除くことも可能です。

しかし、盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられていると分かっていても、その場所によっては取り外すのに資格が必要なこともあります。例えば、電話回線に仕掛けられている盗聴器や盗撮カメラを除去するには「AI・DD第三種電気通信設備工事担任者」という国家資格が必要です。

もし、電話回線に仕掛けられた機器を自分で取り外そうとして回線をショートさせてしまうと、NTTなどの通信業者から貸与されている回線を傷つけてしまうことになるため、専門の業者に工事をしてもらう必要があるのです。もちろん、回線のショートによって火災や感電事故を起こしてしまうとより重大な責任を負うことになる可能性もあります。

また、コンセントの裏も盗聴器がよく仕掛けられる場所なのですが、ここを開けて作業するためには「二種電気工事士」の資格が必要です。これも理由としては先ほどの電話回線の場合と似ているのですが、コンセントの裏も素人が下手に除去作業を行うと事故に繋がってしまう可能性があります。

しかし、電話回線やコンセントの裏に盗聴器や盗撮カメラを仕掛けるにも同様にそれなりの専門知識がないと作業ができませんし、住居に住んでいる住民が帰ってくるまでの僅かな時間にこういった機器を仕掛けるのは案外難しいものです。

そのため、個人の住居に仕掛けられる盗聴器や盗撮カメラの多くは設置が簡単なコンセント型の盗聴器や、ぬいぐるみの内部に盗撮カメラを忍ばせるというタイプが多いので、対処も比較的容易です。また、こういった機器に用いられている周波数はFMラジオで探せる範囲のものが多く、発見するのもそれほど難しくありません。

コンセント型の盗聴器の近くで音を鳴らして、それをFMラジオを使った発見法で見つけたらコンセントから抜いて取り外しましょう。コンセント型の盗聴器は、コンセントからの給電を受けて動作しているのでそれだけで盗聴できなくすることができます。

盗聴被害の多くは、こういった単純な機器によって行われているので対処も容易ということになります。ただし、繰り返しになりますが盗聴器や盗撮カメラに詳しい犯人であれば対処の難しい機器を仕掛ける可能性もあるので、専門家への相談が発見、除去への最も近道です。

盗聴器、盗撮カメラの専門家であっても機器の除去に必要な資格を持っているとは限りませんので、実際には住居の住人と、専門家の立ち会いのもと専門の業者に依頼して盗聴器や盗撮カメラを取り外す工事をしてもらうことになります。

ここまでの工事が必要な犯人に狙われているとなると、他にも付きまといや名誉毀損、空き巣といった犯罪行為が行われている可能性もあるので警察に相談することをおすすめします。一般的に、盗撮や盗聴というのはそれ自体が目的というケースもありますが、他の犯罪に繋がるケースも大変多いです。

空き巣犯が最初に侵入して何も盗らずに盗聴器や盗撮カメラを設置し、そこから得た情報を利用して次に本格的な空き巣を行うという手法があります。このような場合、空き巣に入られたことに気付いたら盗聴器や盗撮カメラを取り除くのが何より大切です。

盗聴器や盗撮カメラの存在に気付いたら、その事を犯人に悟られないように行動することが犯人発見の近道になります。しかし、かと言って対処が遅れると犯人側が次の手に出てくる可能性もあるので盗聴器、盗撮カメラは出来るだけ早く取り除くべきでしょう。

盗聴器、盗撮カメラを探すために家中を探したり、FMラジオや市販の発見器を準備したりするのはちょっと怖いと思ってしまうかもしれませんが、次の犯行を防ぐという意味でも勇気を出して取り組むことをおすすめします。プライバシーの侵害を防ぎ、付きまといや空き巣の被害に遭わないようにするには盗聴器、盗撮カメラの除去が必要不可欠なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、盗聴器の見つけ方としてFMラジオやスマホのアプリを使う方法、そして市販の発見器を使うという方法を紹介しました。今回紹介した方法は盗聴器や盗撮カメラの発見に有効な方法ですが、完全に発見できるという訳ではありません。

もし、家中を探してみたけれど、まだどこかに盗聴器や盗撮カメラが残っていないか不安という方は専門家への相談をおすすめします。こういった機器には自分で取り外すのに危険を伴うことがあり、場所によっては国家資格が必要なこともあります。

資格が必要となると素人の手には負えませんので、専門家や警察に相談し、彼らの立ち会いのもと専門の業者に工事をしてもらうのが必要になってきます。「どうしてこんなことに...」と思ってしまう気持ちも分かりますが、周囲のサポートを得ながら解決の道を進んで行くことが重要なのです。

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