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数百万円になることもあるストーカーの慰謝料、その相場を解説!

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ストーカー被害というのは、様々な物理的損害にも精神的な苦痛を被ることがあります。

そしてそういった被害に対する補償というのが慰謝料です。

実際にあったケースでは、ストーカー被害の慰謝料として数百万円が支払われたケースもあるなど、場合によってはその額も高額になるケースがあるストーカーに関する慰謝料。

今回はその相場や、実際にどのくらいの慰謝料が請求できるのかという目安について解説していきます。

ストーカー慰謝料は、どんなものに対して支払われる?

ストーカー慰謝料は、基本的には精神的苦痛および物質的な損害に対して、その被害を補償補填する目的で支払われます。

そのため支払われるべき金額というのは一律にこの金額という形で決まっているわけではなく、事件の状態や被害者の感情、さらにどのような損害が実際に発生しているかなど様々な要因を総合的に判断して決められることになります。

ここではストーカーの慰謝料が支払われる具体的なケースについて解説していきます。

損害賠償請求事件として民事裁判をするケースも存在

ストーカーの慰謝料として請求を行うという形ではなく、様々な物理的な損害に対してそれを補償してもらうために損害賠償請求事件として民事裁判を起こすというケースも存在します。

この場合はストーカーという刑事事件の他に民事事件を1つ起こすことになり、あくまでも金銭的な部分について裁判で争っていくという形になります。

この時に判決が出ればその金額までは法的に請求できる権利を勝ち取ることができます。

この権利を持っていれば強制的にその人の財産を没収することも可能です。

それほど強力な権限を勝ち取ることができるわけですから、場合によっては損害賠償請求事件を起こすというのも選択肢のひとつです。

心に苦痛を負った場合は慰謝料請求を行う事が可能に

そしてストーカーの被害により心に大きな苦痛を負った場合は、精神的苦痛というものに対して補償してもらう必要があります。

その場合には損害賠償請求事件ではなく慰謝料請求を行うということが可能になります。

よく出てくるストーカーの慰謝料というのはこの精神的苦痛に関する部分に支払われるものと、損害賠償請求の結果として支払われる金銭を合計したものであることがほとんどです。

基本的には、精神的苦痛に対して慰謝料請求というものが行われることになります。

ほとんどのケースでは「話し合い」でまとまる事が多い

ちなみに、ほとんどのケースでは損害賠償請求事件を起こす、あるいは慰謝料請求の手続きを行う前に話し合いでどれくらいの金額をストーカー加害者側が被害者側に支払うか、ということが決定することになります。

こういった場合ほとんど本人同士の話し合いになることが少なく、この後ご紹介するような形で「話し合い」が行われます。

これによりお互いに納得できるボーダーラインまで達することができれば、特段裁判などの手続きを踏まずとも良いということで、体力的にはこちらの方が疲れません。

本人の代わりに話し合いなどをしてくれる代理人を立てることは可能?

いくら相手が罪を認めているからといって、ストーカーの加害者と直接顔を合わせてどれくらいのお金を払ってくださいという交渉事をするのは絶対に嫌だ!という方も数多くいらっしゃることでしょう。

そういう場合のために、本人の代わりに相手方と話し合いなどをしてくれる代理人を立てることが可能となっています。

ただし代理人になることができるのは基本的に弁護士、あるいは場合によっては司法書士のみとなります。

ただし事件の内容によっては代理人に関する法的な規定の兼ね合いで、司法書士では対応しきれないケースもありますので、ほとんどの場合は最初から弁護士の先生に代理人になってもらうというのがマストとなるわけです。

裁判の結果を左右することもある示談金とはどんなもの?

たまにこういった事件のニュースや報道を見ている時に「すでに示談が成立しているため~執行猶予に~」といった文言が入っていることをご存知でしょうか?

この報道に出てくる示談(じだん)というのはどのようなものなのでしょうか。ここでは裁判の結果を左右することもある示談金について解説していきます。

示談金は「これでこの話は終わりにします」というお金

基本的には示談金というお金は「このお金の支払いによって、これでこの話は全て終わりになります。解決済みということで認識しますので、どうかひとつよろしくお願いします」という、手打ちのお金というわけです。

この示談金は損害賠償請求で請求されるべき金額と、精神的苦痛に対する慰謝料に相当する金額の合計であることがほとんどです。

通常はこの金銭の支払いと、今後一切本人に近づかないという念書を書くことによって事件が一応の解決を見るということになるわけです。

ちなみにこの示談金を受け取ってしまうと、今後一切話を蒸し返すことはできなくなることがほとんどです。

お金よりも相手の厳罰を望む場合は示談金を受け取らない選択肢も

ちなみに示談というのは成立しているかどうかで今後の裁判の行方も大きく変わってきます。

つまり示談が成立しているということは被害者本人もある程度許している、と裁判所は認識するわけです。

そこを逆手に取り、お金はいいから相手によりきつい厳罰を与えてほしい、という場合には示談金や謝罪を一切受け取らないという選択肢もあります。

こうなると被害者感情が非常に強く、現時点で示談も成立していないということで、裁判ではほぼ有罪判決が下りることになります。

また場合によっては一発実刑という可能性もあります。

こういった事態を避けるため、相手方弁護士はより高額な示談金を提示してくることがほとんどです。

実際に受け取れる慰謝料の額はどのくらい?事例別の慰謝料相場を解説!

ここからは、実際に受け取ることができるストーカー被害に関する慰謝料の額はどれくらいなのか?ということについてご紹介していきます。

やはり慰謝料にも00というものがあり事例別におおよその金額が決まっているというわけです。具体的に確認をしていきましょう。

ストーカー行為でスマホや家具などが破壊されると被害額全額が請求可能

まずストーカー行為やそれに関連する暴力行為などによって現在持っていたスマートフォンや自宅の家具などが破壊され全く使えなくなってしまった場合には、損害賠償請求ということでその被害額全額を請求することが可能です。

一般的に値段の相場がきちんと決まっているものであれば、その被害額全額を請求することができるケースがほとんどです。

ただし弁護士さんなどが入っていなければ相場の満額を請求することは難しいと思って差し支えありません。

ストーカー加害者の社会的地位が高い場合は慰謝料が数百万円になることも

また場合によってはストーカー加害者の社会的な地位が非常に高く、例えば市場に波に乗っている会社の経営者だったり医師だったりする可能性もあります。

この場合には慰謝料が数百万円にまで跳ね上がることもあります。

この辺りについては相場を逸脱する交渉ごとになりますので、代理人弁護士の腕の見せ所といったところでしょうか。

ただしこの慰謝料には口止め料のような性質のお金も含まれていますので、示談が成立した後には一切そのことを口外できないと言う条件がついてしまうことがほとんどです。

反対にこの約束を破ってしまうと損害賠償請求を求められることもありますので注意が必要です。

精神的苦痛にケガなどが伴う場合は150万円程度の慰謝料請求が可能なケースも

またストーカー行為の被害に関する精神的苦痛に加え、さらに物理的に殴られたり逃げている最中に転んで怪我をしたなど、身体的外傷が伴う場合には相場として150万円程度の慰謝料請求が可能なケースもあります。

この場合には代理人の弁護士の先生から請求をかけてもらい、示談がまとまらなければ別途裁判を起こして回収していくことになります。

また相手方から提示された賠償額に納得がいかなければその提案を拒否することも当然被害者の権利として認められています。

ストーカー行為について慰謝料請求をするときは弁護士さんに依頼すべき?

そしてこれらのストーカー行為に関する慰謝料請求をする時には何かと難しい法的な手続きがあったり、あるいは相手方の関係者と顔を合わせなければならないので何かとハードルが高いのも現実です。

そこでストーカー行為の慰謝料請求をする時には弁護士さんに依頼すべきなのでしょうか。ここでは弁護士さんに依頼をするメリットについて解説していきます。

原則として代理人弁護士に交渉してもらうのが鉄則

大原則としてやはりストーカー事案については慰謝料請求や損害賠償請求事件を起こす際など代理人の弁護士の先生に矢面に立って各種の交渉してもらうというのが鉄則となります。

どこで加害者やその関係者と顔を合わせることになるかも分かりませんし、法的な交渉というのはやはり特殊な訓練を受けていなければ難しいのもまた事実です。

本来受け取れる金額が取れなくなってしまってはあまり意味がありませんので、やはりそういった部分を考えても代理人として弁護士の先生を早急に立てるというのが必要です。

示談で納得できなければ裁判へ

さらに代理人弁護士による交渉の結果として示談の打診があった際にはその金額などを確認することになるわけですが各種条件が、折り合わず示談で納得することができないという場合には結果的に刑事事件の裁判、さらには民事事件の裁判を並行して起こすことになります。

刑事事件については検察が起訴して国が加害者を裁くというような性質の裁判になりますので被害者として参加することになるわけです。

仮に加害者に罰金刑がくだされると、そのお金は被害者ではなく国に納めることになります。

民事裁判についてはそれとはまた別で加害者にお金の請求に関する裁判を行うことになります。

当然ですが弁護士費用や判の維持という部分で時間的や金銭的なコストがかかってきます。これらの費用も加害者に請求することが大半です。

まとめ

今回は数百万円になることもあるというストーカー行為に関する慰謝料の内訳や、実際にどのような形で話がまとまることになるのかという部分の解説を行いました。

代理人の弁護士の先生に手続きを代行してもらうことも出来ますし、代理人が入ることによって実際やらなければならない手続きや精神的負担というのはかなり軽減されますので、現在ストーカー被害に遭われている人は泣き寝入りせずに各種請求を起こすように行動していきましょう。

あなたが泣き寝入りをする必要はどこにもありません。弁護士さんや時には警察が、あなたをきちんと守りますので、安心して闘いましょう。

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