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ストーカー対策には探偵がおすすめ!探偵がやってくれる4つのこと

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「最近ストーカーにあっているみたいなんだけど、犯人が誰なのか分からない」

ストーカー被害にあっている人のなかには、こんな風に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

犯人が誰か分からないのなら、探偵に依頼してみるのも一つの手です。

しかし探偵と言われても、何をしてくれるのか、費用はどれだけかかるのか、怪しくないのか、どこの事務所に依頼すればいいのかと分からないことだらけでしょう。

 

そこで今回はそんな悩みを持っている方のために、探偵にストーカー調査を依頼する際の疑問点について一つずつ説明していきます。

ストーカー犯が誰か分からないのなら探偵に依頼すべき

ストーカーの被害にあって警察に相談しようにも、相手がどこの誰なのか分からなければ解決に向かうのは難しいものです。

警察はストーカー犯に対して警告を出したり、場合によっては逮捕することもありますが、犯人が誰か分からなければ手の打ちようがありません。

 

捜査して犯人を見つけてほしいと思っても、何の手がかりもなければ動いてもらうのは難しいでしょう。

少なくともストーカー相談に訪れた一人ひとりを尾行して、犯人のしっぽを掴むようなやり方をしている暇はないのが現状です。

 

そこでおすすめな解決方法が、探偵に依頼することです。

探偵に依頼して犯人を特定してもらい証拠を集めてもらえば、警察に犯人を逮捕してもらうことを期待できます。

探偵にストーカー調査を依頼すると何をしてくれるのか?

探偵に依頼すればストーカー犯を特定してくれると説明しましたが、具体的に探偵はどんなことをしてくれるのでしょうか?

探偵事務所は日本にもたくさんありますが、なかにはストーカー調査の依頼を受けていない探偵事務所もあります。

 

さらにストーカーを扱っている探偵事務所でも、やってくれる仕事には幅があります。

ここでは、探偵事務所にストーカーの調査を依頼した時にしてもらえる内容について説明していきます。

 

ただし、すべての業者がこれから紹介することをやっているわけではないので、あなたがしてもらいたい調査をしてくれる探偵事務所を選びましょう。

探偵は依頼前でも、ストーカー被害に対する無料相談を受けてくれる

ストーカー調査を依頼するにあたって、どこの探偵事務所を選ぶかは重要な問題です。

探偵の調査費用は決して安くはありませんし、いい加減な探偵に依頼してストーカーに勘付かれてしまっては危険な目にあうかもしれません。

 

ストーカー調査を受けている探偵事務所のなかには、ストーカーの無料相談を行っているところもたくさんあります。

無料相談では、具体的なストーカー対策についても教えてくれるところがほとんどです。

 

ですからいきなりどこかに依頼してしまう前に、何社かで無料相談を受けてみて、安心して任せられると感じたところに依頼するのがいいでしょう。

なかには無料相談と合わせて無料見積をしてくれるところもあるので、そういった探偵事務所に相談に行くと、金銭面でも安心できるはずです。

探偵は尾行や張り込みをして、ストーカー犯が誰なのかつきとめてくれる

実際に探偵に依頼したら、やってもらうことはストーカー犯が誰なのかの特定です。

探偵は依頼者のあとを尾行したり、自宅の周辺に張り込んだりして、依頼者の監視調査を行います。

 

監視中に依頼者のあとをつけたり、自宅や職場の付近を頻繁にうろついたりしている人物がいたら、それはストーカー犯である確率が高いものです。

ストーカーと思しき男を見つけたら、あとはその男を逆に尾行して調査し、どこの誰なのか調べてくれます。

 

調査結果から犯人の名前や住所などが分かったら、警察も積極的に動いてくれるはずですので、被害届を出してもいいでしょう。

探偵は犯人の特定と並行して、ストーカー被害の証拠集めもしてくれる

警察にストーカー犯を逮捕してもらうために、犯人の身元と同じくらい重要なのが「証拠」です。

犯人が誰か分かってもその男が犯人であるという証拠がなければ、当然警察も相手を逮捕できません。

 

しかし探偵にストーカー調査を依頼すれば、犯人の特定と並行して証拠集めもしてくれます。

探偵は犯人と思しき男を尾行する際、犯人の犯したストーカー行為を写真に撮るなどして、その男がストーカー犯であるという証拠も集めてくれるのです。

 

犯人と証拠の両方が揃えば、ストーカー犯は簡単に捕まえられます。

ストーカー犯を絶対に捕まえてもらいたいという人にとっては、探偵への調査依頼はうってつけの対策だと言えるでしょう。

探偵は、自宅に仕掛けられた隠しカメラや盗聴器の捜索もしてくれる

ストーカー被害を受けていた場合、ストーカー犯が被害女性の自宅に隠しカメラや盗聴器を設置しているケースもあります。

ストーカー犯は相手のプライバシーを知りたがる傾向にあるので、こうした可能性も否定はできないでしょう。

 

もし留守の間に、誰かに忍び込まれた形跡があるにも関わらず何も盗まれたものがなかったら、これらの機器が設置されているかもしれません。

隠しカメラや盗聴器はネットでも購入できるうえ、小型なので素人には発見が難しいと言えます。

 

しかし探偵に依頼すれば、隠しカメラや盗聴器が発信する電波を受信する高性能の受信機を使って、機器の捜索もしてもらえるのです。

もちろんそのぶん数万円の費用が余計にかかりますが、不安な方は依頼してみてもいいかもしれません。

探偵はストーカー犯に直接会ったり、話し合ったりはできない

ここまで探偵に依頼すればやってもらえることについて紹介してきましたが、探偵にもできないことはあります。

原則的に探偵は、ストーカー犯と直接会ったりすることはありません。

 

つまり警察のようにストーカー犯に注意をしたり、弁護士のように被害者のかわりに話をするようなことはしないのです。

しかし、これは考えてみれば当然のことだと言えるでしょう。

 

探偵がストーカー犯に注意したところで何の効果もありませんし、かわりに話をしたところでやはり意味がありません。

まして探偵は、ストーカー犯にその存在がばれたら尾行などの調査がしづらくなります。

 

探偵がストーカー犯に直接会うメリットは何もないので、ストーカー犯に見つからないように細心の注意を払っているのです。

ストーカーを探偵に依頼した時の平均費用は19.3万円

ここまで読んでもらえば、ストーカー調査を探偵に依頼した場合に何がしてもらえ、何がしてもらえないかがお分かりになったはずです。

では次に気になることは、探偵に調査を依頼した場合にどれくらいの費用がかかるのかという点です。

 

結論から言うと、ストーカー調査の依頼費用に明確な相場はありません。

なぜなら以下の条件によって、調査費用も大きく変わってくるからです。

 

  • どこの事務所に依頼するか
  • 調査をどこまで頼むか
  • 何日間調査してもらうか

 

しかし探偵事務所の紹介、見積もりを行っているサイトの情報によれば、調査費用の平均額は19.3万円程度となっているようです。

これはあくまで平均値であり、最高額と最低額の差も大きいので、実際にいくらかかるのか、依頼前に見積もりを出してもらえばより明確になるでしょう。

探偵に依頼しても大丈夫?探偵に安心して依頼できる理由とは?

ここまで探偵にストーカー調査を依頼することのメリットについて説明してきましたが、では果たして探偵は信用できる存在なのでしょうか?

なかには探偵と聞いて、怪しいイメージを持つ人もいるかもしれません。

 

しかし探偵業を行うには、公安委員会に申請を出す必要があり、開業後も厳しいチェックを受け続ける必要があります。

つまりいい加減な探偵事務所は、あっという間に廃業に追い込まれてもおかしくはないのです。

 

そういう見方をすれば、ほとんどの探偵は公的な申請をしているので安心できると言えるでしょう。

それがより具体的に分かるよう、次にストーカー調査を探偵に依頼しても安心な理由について説明していきます。

探偵の業務内容は法律で規定されており、厳しいチェックを受けている

平成186月、探偵業をするにあたっての「探偵業法」という法律が制定されました。

これは探偵業に規制を定めることで、個人の権利や権益を保護するという目的のもと作られた法律です。

 

つまり依頼者や調査対象者の権利や安全を守るために、探偵業者が違法な行為などをしないか国がしっかりチェックするための法律とも言い換えられます。

具体的には、各都道府県の公安委員会は探偵業者に対し、以下のことを行えるよう規定されているのです。

 

  • 業務の報告や資料の開示請求
  • 立ち入り検査
  • 指示

 

探偵業者は公安委員会に業務内容の報告や業務資料の開示を求められれば、これに応えなければなりません。

また公安委員会は探偵事務所に出向いて調査をしたり、指示を出したりして探偵業者が不正をしないように監視しているのです。

 

公安委員会からの業務報告や立ち入り検査の申し出を断った探偵業者は、30万円以下の罰金刑に処されることもあります。

探偵業法に違反した場合、廃業や逮捕されるリスクもある

探偵業者が依頼人の情報を外にもらすなど探偵業法に違反した行為をすれば、公安委員会はその探偵業者に以下の命令を下せます。

 

  • 営業停止命令
  • 営業廃止命令

 

これらの命令を無視して探偵業を続ければ、その探偵業者には1年以下の懲役か100万円以下の罰金が科せられます。

他にも公安委員会の指示に従わなかった場合は6月以下の懲役か30万円以下の罰金、報告や立ち入り検査を拒んだ場合は30万円以下の罰金が科せられるのです。

 

さらにこれらの刑罰を受けた場合、そこから5年間は探偵業を営めないよう法律で規定されています。

これだけ厳しくチェックされるうえ、違反した場合は廃業や逮捕のリスクもあるため、探偵業者もヘタなことはできません。

 

逆に言えば、依頼する側の人間は安全が保証されているということでもあります。

もちろん100%ではありませんが、なるべく大きな探偵事務所に依頼することで安全性はより高くなると言えるでしょう。

探偵業者はストーカー犯から調査依頼を受けた場合は依頼を断る

これまでとは逆に、ストーカー犯が探偵に被害女性の調査を依頼した場合はどうなるのでしょうか?

先ほど紹介した探偵業法では、「調査結果が犯罪等の行為に使われると分かった時は業務をしてはいけない」と規制されています。

 

つまりストーカー犯から被害女性の身元調査や捜索を依頼されても、受けてはいけない決まりになっているのです。

とはいえ、ストーカー犯が自ら「ストーカーをしたいから人を探してほしい」などと依頼するはずもありません。

 

そこで探偵は依頼者がストーカーではないかを見極めるために、話の内容に矛盾や不審な点がないか慎重に話を聞くのです。

探偵が信用できるか不安だという人もいるかもしれませんが、探偵業法によって被害者の安全性は高くなっているので安心しましょう。

ストーカー犯の調査はどんな探偵事務所に依頼すべきなのか?

ここまでストーカー犯の調査を探偵に依頼することの安全性について説明してきましたが、それでも100%安全かというとそういうわけでもありません。

なかには公安委員会の目をかいくぐって、探偵業法に違反しているような業者がいるかもしれないからです。

 

そうした悪徳業者に依頼した場合、依頼者の個人情報が外部にもれてしまうなどの危険性も否定できないでしょう。

さらに探偵業法に違反していない業者が、すべて良心的な業者とはかぎりません。

 

なかにはいい加減な仕事をして、ストーカー犯の正体も明らかにできないまま高額な調査費用を請求してくる業者もいるかもしれません。

では、ストーカー犯の調査はどのような業者に依頼するのがいいのでしょうか?

 

ここでは、調査を依頼する探偵事務所を選ぶにあたって重要視するべきポイントを紹介していきます。

規模が大きく、ストーカー調査の実績のある探偵事務所に依頼すべき

ストーカー犯の調査を依頼するにあたって、まず重視すべき点は探偵事務所の規模です。

他にもストーカーの調査実績が豊富だったり、人員が多いといった点を重視すべきでしょう。

 

もちろん小さい探偵事務所でもしっかりやってくれるところはあるでしょうが、大きい事務所のほうが成果を挙げてくれる確率が高いものです。

特にストーカー調査実績が豊富なところは、経験やノウハウもあるぶん安心して仕事を任せられます。

 

また人員が多い事務所は一つの調査依頼に人を多く割けるため、それだけ犯人を特定できる確率が高くなるはずです。

まずは規模、実績、人員の多さを基準にして依頼する探偵事務所を絞ってみるといいでしょう。

価格の安いところよりも明朗会計な探偵事務所に依頼すべき

探偵の調査費用については先ほども説明しましたが、平均で19.3万円と決して安くはありません。

それでも調査費用はできるだけ抑えたいので、価格が安いところを選びたくなるものです。

 

しかし最初に提示される価格だけで依頼する業者を選んでしまうと、後悔するかもしれません。

なぜなら、後になって当初の予定より調査費用がかかったと言われて、最初に提示された額より高い金額を請求されたというケースもたくさんあるからです。

 

これでは安い業者を選んだ意味がまったくないばかりか、かえって損をしてしまいます。

最初の見積額が高くても、追加費用は一切請求しないという探偵事務所もありますので、そういう業者に依頼したほうが結果安く済む確率が高いです。

 

ストーカーの調査依頼は、安いところよりも明朗会計な業者に依頼するのがいいでしょう。

親身になって相談に乗ってくれる探偵事務所に依頼すべき

ストーカー犯の調査依頼をするにあたって注目すべき最後のポイントは、親身になって相談に乗ってくれるかどうかという点です。

いくら規模が大きくてストーカー調査の実績が豊富なところでも、対応が事務的な業者はおすすめできません。

 

ストーカー被害を受けている人たちは、毎日不安な気持ちで過ごしているはずです。

そうした被害者の不安な感情も理解しようとしない業者は、仕事面でもあまり信頼できないと言えるでしょう。

 

先ほど説明したように、ストーカー調査を受けている探偵事務所のなかには無料相談を受け付けているところもあります。

まずはそういったところに相談してみて、親身になって話を聞いてくれて、防犯対策を教えてくれる業者を選びましょう。

 

間違っても、すぐに自分のところに依頼するようにと急かしたり不安をあおったりするような業者を選ぶようなことはしないほうが賢明です。

まとめ

ストーカー被害にあっていても、犯人がどこの誰だか分からなければ警察に犯人を捕まえてもらうことは難しくなります。

犯人を特定して警察に逮捕してもらいたいという人は、探偵に依頼するのがおすすめです。

 

探偵事務所に依頼すれば、依頼者を尾行したり自宅周辺を張り込んだりして犯人を特定し、ストーカー犯であるという証拠も集めてくれます。

調査費用は依頼先や調査内容、調査日数などによっても変わってきますが、平均は20万円ほどとなっているようです。

 

探偵と聞いて怪しいと感じる人もいるかもしれませんが、現在は「探偵業法」という法律により、国から厳しいチェックを受けているため安心です。

探偵事務所を選ぶ際には、規模や実績、人員の多さや会計の明朗さ、そして親身になって相談に乗ってくれるかどうかを基準にするといいでしょう。

 

ぜひ信頼できる探偵事務所を見つけて、ストーカーの被害から解放されてください。

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