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ストーカー対策

一人で戦うのは難しい「集団ストーカー」にどう立ち向かうべきか

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最初は気のせいかと思っていたけど、徐々に不安が確信に変わって行く。集団ストーカーの恐怖は、被害者の精神を着実に削って行きます。

 

2017年、歌手のASKAさんが自身のブログで「集団ストーカーの実態を掴んだ」と宣言し、大きな話題となりました。

 

集団ストーカーの被害を訴える方は決して少なくはありません。

 

集団ストーカー被害はどのようにして生まれるのでしょうか?

 

そもそも、集団ストーカーは存在しているのでしょうか?

 

私たちの平穏な生活を脅かす「集団ストーカー」についてご紹介いたします。

 

複数の人間から監視・いやがらせを受ける「集団ストーカー」の恐怖

 

集団ストーカーとは、つきまといや監視・いやがらせといった所謂ストーカー行為を、複数の人間から受けることを言います。

 

集団ストーカー被害の大きな特徴は、被害者が安心できる場所や時間が極めて少ないという点です。

 

単独のストーカーであれば、ストーカーの動向を把握することで「今はここにいない」と安心できる瞬間があります。

 

一方、集団ストーカーの場合は、一人の姿が見えなくなっても別の人物によってストーキングされている場合が多く、心を休めることができません。

 

集団ストーカーによる具体的な被害は主に監視・いやがらせ

 

集団ストーカーがターゲットに及ぼす被害は主に監視です。ターゲットの動向を複数人で常に監視しています。

 

監視の方法は多岐に渡り、単純に後をつける・待ち伏せするといったつきまとい、監視カメラを用いた映像による監視、SNSやアカウントIDを追い回すネットを利用した監視などがあります。

 

集団ストーカーはターゲットを監視するだけでなく、様々ないやがらせを行います。監視しているのが分かるようにわざと姿を現わす、SNSに悪質なコメントをするなど、「いつも見ているぞ」と監視をアピールする行為が主です。

 

メディアを騒がした集団ストーカー事件 実在する集団ストーカー

 

集団ストーカー被害を訴える方の多くが、周囲から「それは妄想なんじゃないか?」と思われてしまうことを悩みとしているでしょう。しかし、集団ストーカーが実在した例はあります。

 

残念ながら、集団ストーカーの被害を信じ、真剣に話に耳を傾ける人は、まだまだ少ないと考えられます。

 

実際に集団ストーカーによる重大事件が発生していることを知れば、周囲の対応も変わって来るかもしれません。

 

次項では実在した集団ストーカーによる重大事件で、日本中を騒がせたあの事件について少しご説明差し上げます。

 

埼玉県桶川市で発生した集団ストーカー殺人事件

 

一般的に「桶川ストーカー殺人事件」として知られるこの事件は、犯人グループによる集団ストーカー行為が行われていました。

 

1999年、埼玉県桶川市で、当時21歳の女子大生が刺殺されるという痛ましい事件が発生しました。犯人は元交際相手を含むストーカー集団。被害者の女性は、殺害されるまで約四カ月に渡り、この集団から集団ストーカーの被害を受けていました。

 

殺された女性は生前、警察に集団ストーカーの被害を何度も訴えていました。しかし、埼玉県警察上尾警察署はこれをまともに取り合わず、結果的に重大事件にまで発展しています。

 

「ストーカー規制法」誕生の切掛けとなった日本犯罪史上重要な事件です。

 

妄想が引き起こす集団ストーカー被害 重大事件に発展したケースも

 

先に、実在する集団ストーカーの事例を挙げました。一方で、実在しない、妄想による集団ストーカーの事例もあります。被害を比較すると、この妄想による実在しない集団ストーカーの方が、圧倒的に多いのが現実です。

 

20106月、広島県のマツダ本社工場で死傷者合わせて12名という殺傷事件が発生しました。犯人は元従業員。

 

犯人はマツダ工場で集団ストーカーの被害に遭ったと訴えました。警察の調べでこれは犯人の妄想であったことが判明しています。

 

被害者を心理的に追い込む悪質なガスライティング

 

集団ストーカー被害に遭っているのでは…?そんな不安を感じている人に、誤った情報を与え、被害者を心理的に虐待する心無い人間も存在します。

 

ガスライティングとは、わざと誤った情報を与えて常識や近くを疑わせる手法のことを言います。

 

例えば、集団ストーカー被害に遭っているかもと疑う人に対し、面白半分に「俺は集団ストーカーの一人だ。お前を監視している」と発言する。これもガスライティングに該当します。

 

やっている方は面白半分でも、言われる側にとっては心理的虐待です。ネット上にはこのようなガスライティングが多数存在しますので、注意が必要です。

 

集団ストーカーの被害に遭っているという「証拠」となるもの

 

気のせいかな…?と思っていたことが、徐々に確信に変わって行く。その過程にある様々な出来事は被害の「証拠」となります。

 

集団ストーカーの被害に遭っている方は、以下に該当するものを証拠として押さえておきましょう。

 

ただ、注意すべき点もあります。自身が「これは証拠になる!」と思った事象も、犯人の特定には繋がらず証拠にはならないというものもあります。

 

証拠として提出できるものと、できないもの。その見極めはできるだけ冷静に、理性的に判断できるよう心がけましょう。

 

光を使った監視・挑発・いやがらせ行為「ブライティング」

 

例えば、あなたの背後の車が突然ライトを点灯させた、という経験はないでしょうか。車のヘッドライトやハザードランプといった光を用いて行われるストーカー行為を「ブライティング」と言います。

 

ブライティングには主に車の各種照明が使われますが、室内灯やスマホのライトが用いられる場合もあります。

 

ブライティングの目的は、集団ストーカー同士での連絡手段であったり、「ここにいるぞ」と示す挑発行為であったり、わざと気になることをするいやがらせであったりします。

 

これらの行為が集団ストーカーによるものでしたら、動画を撮ることで被害の証拠となります。しかし全く関係ない人がたまたまライトを点けた場合、動画を撮る行為は逆にこちらの立場を悪くします。

 

ブライティングは実害があるわけではないので、全て無視しても大丈夫です。

 

わざとぶつかって来るいやがらせ行為「コリジョンキャンペーン」

 

真っ直ぐ普通に歩いていただけなのに、なぜか人とぶつかる。これが一度だけならば偶然だと思われますが、連続して何度も起こると、どうしても「わざとだ」と感じるものでしょう。

 

集団ストーカーがターゲットに対し、別々にわざとぶつかる行為を「コリジョンキャンペーン」と言います。目的は主にいやがらせです。

 

体をぶつけるだけでなく、複数人で道を塞いで通れないようにしたり、混雑した電車の中でカバンをぶつけてきたりといった行為も見られます。

 

コリジョンキャンペーンの特徴は、こちらが不満や不快を示すと相手は白々しく謝るという点です。

 

込み合う場所や時間帯を避けることで対策となります。

 

ターゲットの近くで突然騒動が起こる「ストリートシアター」

 

どこか遠くから声が聞こえるというレベルではなく、明らかにターゲットの近くで起こる騒動が「ストリートシアター」と呼ばれるいやがらせです。

 

街中での喧嘩や口論、あるいは何かが割れる、自転車が倒れるなど、大きな音を伴う騒動がターゲットのすぐ近くで発生します。

 

それらは集団ストーカーの演技であり、本物の喧嘩やトラブルとは異なります。

 

多くの場合、ターゲットに直接被害を与えることはありません。集団ストーカーがターゲットの行く先に待ち伏せしている場合は防ぎ様がありませんが、無視すれば大丈夫です。通る予定であった道を避けて予定と違う進路を取ることも対策となります。

 

ターゲットしか知り得ない情報を言葉や行動で示す「ほのめかし」

 

「ほのめかし」とは、集団による監視で得られたターゲットしか知らない情報を共有し、知っているぞとほのめかすことでストレスを与える行為です。

 

例えばターゲットが自動販売機でオレンジジュースを買った場合。自動販売機近くにいたストーカーが別のストーカーにその情報を伝えます。そしてターゲット喫茶店に入ると、近くの席でわざとオレンジジュースを頼む、といった行為です。

 

ほのめかしもまた、ターゲットを不快にさせるだけで直接的な被害を与える行為ではありません。対策としては、無視するのが一番です。

 

あえていつも同じ行動を取ることで、周囲の人間が知っていて当たり前という状況を作ることも対策の一つです。ストーカーが「知っているぞ」とほのめかしても、「そりゃそうでしょ。いつもと同じことをやっているのだから」と気持ちが軽くなります。

 

集団ストーカーに対して私たちは何ができるか その対策

 

集団ストーカーの被害に苦しむ人々には何ができるでしょうか?このまま苦しみ続けるしかないのでしょうか?

 

幸いなことに、私たちにはこの苦しみから解放される術が与えられています。実際に、集団ストーカー被害の苦悩から解放された人もいるのです。

 

では、私たちはどのようにして集団ストーカーに立ち向かったら良いのでしょう。

 

その具体的な対策をご紹介いたします。

 

警察は最も頼りにならない組織であると同時に最も解決能力を持つ組織

 

「桶川ストーカー殺人事件」に見られるように、警察に集団ストーカーの被害を訴えても相手にしてくれない場合が多いです。しかし、被害を根本から解決させようと願った時、最も解決させる能力を持っているのもまた、警察なのです。

 

ストーカー関連の事件に対し、警察の対応は年々改善されています。証拠さえしっかりと押さえていれば、警察は「頼りにならない組織」から一転して「最も頼もしい組織」となるでしょう。

 

警察の協力を得るには証拠が不可欠です。自身が集団ストーカーの被害に遭っているという客観的な証拠を、可能な限り多く集めるようにしましょう。

 

同じような被害に悩む人たちと苦悩を分かち合う

 

集団ストーカー被害に苦しむ方々のために、救済を目的とした団体や組織といったものが存在します。自身とよく似た被害を受けた人たちと、互いの体験を発表し合うことで、前向きになれると言います。

 

自分は孤独ではないと知ることができるのは、被害者にとってとても大きなプラスになります。集団でストーカー行為をしている者たちに対し、自分はたった一人だ。そう考えると不安は大きくなります。一人じゃないと思えることは、とても大切です。

 

周囲の方々がどのような被害を受け、どのように対処したか。それらを聞くことは、今後の集団ストーカー対策の大きな手助けとなるでしょう。

 

相手は所詮いやがらせしかできない 全て無視するという生き方

 

先にご紹介しました「ブライティング」や「コリジョンキャンペーン」、「ストリートシアター」、「ほのめかし」など、これらは全ていやがらせの域を超えません。これらのいやがらせ行為で直接ターゲットの安全を脅かすことは、できないのです。

 

ならば、これら全てを無視するという選択肢もあります。

 

集団ストーカーはターゲットが不快に思った時点で、目標を達成したことになります。そしてより不快にさせようと連続していやがらせをしてきます。これら全てを無視し平穏に暮らすことは、集団ストーカーへの勝利を意味します。

 

「妄想である」という選択肢を捨てては駄目 勇気をもって認めること

 

集団ストーカーの恐怖に苦しむ人は、決して少なくありません。多くの方が、自分は間違いなく集団ストーカーの被害に遭っていると確信しています。

 

一方で、集団ストーカーの容疑で逮捕された例は極めて稀です。逆にマツダ本社工場の事件のように、警察の詳しい調べにより妄想であることが判明するケースはあります。

 

集団ストーカーの被害を訴える人は多いのですが、そのほとんどが妄想です。現実に集団ストーカーが存在し重大事件や逮捕に至った例は、繰り返しになりますが極めて稀です。

 

本当に集団ストーカー被害の苦しみから解放されたいと願うのであれば、この被害は妄想であると認識する選択肢を、決して捨ててはいけません。

 

まとめ

 

恐ろしい集団ストーカーによる被害に対し、最も解決能力を持っているのは警察です。警察の協力を得るためには、被害の証拠が必要となります。客観的に見ても、これは偶然ではなく故意だと分かる「被害の証拠」を集めるようにしましょう。

 

警察の証拠が得られず、かつ集団ストーカーからの被害がいやがらせに留まっている場合。この場合は「無視する」という生き方を選択することも大切です。いちいち反応してしまっては集団ストーカーの思うつぼ。無視することで平穏な暮らしを手に入れましょう。

 

被害がいやがらせに留まらない場合はすぐに逃げてください。危険を感じるのであれば引っ越しも検討しましょう。桶川ストーカー事件のようなことは二度とあってはいけません。

 

やっぱり気のせいだ、妄想だ、と思い直す日が来ることは、集団ストーカー被害に苦しむ人にとっては解放であり救いです。現実に集団ストーカー被害は妄想であるケースの方が多いのです。妄想であると認める勇気は、いつか来る日のために捨てずに持っておきましょう。

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