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ストーカーから受けたトラウマを消したい…体験者のトラウマ克服法

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ストーカーから受けた恐怖は、実際に被害に遭った人でないと分からないでしょう。現に、過去のストーカー被害がトラウマになっている人に向かって、「相手とよく話し合ってみたら?」というアドバイスを送る人は珍しくありません。

 

トラウマを抱える人にとって、ストーカーと話し合うなどという行為は考えられないことです。そしてそれを周囲に理解してもらうのは、残念ながら非常に難しいのです。

 

では、ストーカー被害がトラウマになっている人たちは、一体どのようにしてトラウマと向き合い、克服しようとしているのでしょうか?

 

エピソードを交えてご紹介いたします。

 

トラウマから来る不安とどう向き合うかで人生は変わる

 

消したくても消えないトラウマに苦しむ方々が、どのようにトラウマと向き合い、克服して行ったのか。それを知ることは、現在進行形でトラウマに苦しめられている人に希望を与えてくれるでしょう。

 

同じような苦悩を抱えている人がいる。そしてその苦悩を克服した人がいる。トラウマを抱える女性は、決して孤独な存在ではありません。

 

実際にストーカー被害に遭った方々がどのようにしてトラウマを克服したかをご紹介いたします。

 

とにかく警察へ 安心できることは全部やった

 

職場の同僚がストーカー化してしまったAさん。恐怖に怯えながらストーカーが転勤する日が来ることを待つ日々だったそうですが、なんとストーカー行為は転勤後も続いたそうです。

 

この時の体験がトラウマとなっていたAさんは、結婚を諦めるほどの男性不振に陥っていました。しかし、現在は素敵な男性と知り合い、結婚している状態です。

 

Aさんが行ったトラウマ克服法は、「これをやったら安心する」ということを全部やることでした。電話番号を変え、催涙スプレーなどの防犯グッズを買い、とにかく警察を頼ったそうです。

 

思い浮かぶ「安心できること」を全てやることが、Aさんのトラウマ克服に繋がりました。

 

不安になるのは「当たり前」と思うことでストレスが軽くなった

 

ストーカー被害のトラウマで鬱になったこともあるBさんは、カウンセリングを受けても消えない不安に悩まされていました。

 

Aさんと同様に、不安になること・ものの排除は徹底しました。電話がかかって来る恐怖から、固定電話を捨てたりもしたそうです。

 

それでも消えない不安とどう向き合うべきか。悩んだ末にBさんは、「ストーカー被害で恐ろしい目に遭ったのだから、不安になるのは当たり前」と、不安になる自分を受け入れるようにしました。

 

消そうとしても不安が消えないという事実は、Bさんにストレスを与えていました。不安になるのを「当たり前」と受け入れることでストレスが減り、自分を癒すものへ目を向ける姿勢が育ったそうです。

 

元カレにストーカーされた時に支えてくれたのは現在の彼だった

 

元カレがストーカー化してしまったCさんは、元カレが現れそうな場所へはどこにも行けなくなってしまいました。元カレがよく行くお店はもちろん、住む場所ですら「元カレの家が少し近いかも」と思えば条件が良くてもその物件を避けました。

 

Cさんにとって幸いだったのは、そんなCさんを支える素敵な彼氏がいたことです。元カレから受けたストーカー行為のトラウマで、事ある毎に不安になるCさんを、現在の彼はとてもよく支えました。

 

予定していたデートコースを突然Cさんが変えたがっても、彼は嫌な顔一つせず変更に同意したそうです。

 

Cさんは支えてくれた彼と結婚し、現在はお子さんもいらっしゃいます。

 

一番安心して話せる相手は友達よりもカウンセラーだった

 

Dさんが受けていたストーカー被害は、ストーカーが逮捕されることで幕を下ろしました。逮捕の理由は、ストーカーがDさんによく似た女性を刃物で刺した、というショッキングなものでした。

 

ストーカーは逮捕されましたが、自分が刺されていたかもしれないという恐怖は、Dさんにトラウマを植え付けました。

 

Dさんが最も心許せる相手はカウンセラーでした。親しい友達にも不安を聞いてもらいましたが、話のネタぐらいにしか思ってくれなかったそうです。

 

その点、カウンセラーはプロです。Dさんは、カウンセラーに思っていることを話すこと、自分がこんなに怖がっているのだと理解してもらうことで、恐怖心が緩和されたと言います。

 

トラウマは危険から身を守る「センサー」だと思い使いこなす

 

ストーカー被害でトラウマを抱えてしまった方の多くが、不安を排除するためにいろんなものを変えています。例えば電話番号やアドレス、住所や職業など。ストーカーが自分に接触を試みそうな物や場所は、徹底して変える、あるいは避けるようにしています。

 

これらの行為が「負担」と感じる被害者の方は多く、大変だけど不安だから仕方なくやるという精神状態が辛いとおっしゃる方もいます。

 

しかし、物は考えようです。トラウマは危険から身を守ってくれる「センサー」だと言う被害者の方もいます。このセンサーが働くから、自分は不安を排除できているのだ。そう考えることでトラウマを「使いこなす」という感覚が生まれたそうです。

 

不安を感じると呼吸が浅くなる 深呼吸して強引に落ち着かせる

 

ストーカーに首を絞められたことがあるというEさんは、呼吸法を用いて半ば強引に精神を落ち着かせていると言います。

 

ストーカーから受けた恐怖がトラウマになっているEさん。街でストーカーと背丈が似ている男性を見ただけで、不安になり動機が激しくなるそうです。

 

そんな時Eさんは、腹式呼吸で深く呼吸をすることで、精神を落ち着かせています。不安な時は呼吸が浅くなっています。まず呼吸を落ち着かせることで、心を落ち着かせようとする試みです。

 

この呼吸改善によって、Eさんはトラウマから来る不安・恐怖の度合いが、感覚的には10分の1程度にまで下がったとおっしゃっています。

 

家族や友人、恋人など、支えてくれる仲間を見つけることはとても大事

 

Fさんにつきまとうストーカーの正体は元カレでした。元カレの浮気が原因で口論となり、Fさんは元カレに別れを告げましたが、元カレは納得せずにストーカー化してしまったのです。

 

その時の恐怖がトラウマになっているFさんですが、Fさんは仲間に恵まれました。

 

まずは家族。抱えている恐怖を話すことができ、真剣に話を聞いてくれる家族の存在は本当に助かったとFさんは言います。

 

次に友人。友人はFさんが一人にならないように、なるべく一緒に行動してくれたそうです。

 

そして恋人。Fさんを励ましてくれる恋人の存在がFさんを安心させました。

 

トラウマには一人で向き合わず、支えてくれる仲間を見つけるようにしましょう。

 

まとめ

 

ストーカーから受けたトラウマは、自分一人でどうこうできるものではないという認識が必要です。支えてくれる仲間を見つけることがとても大切です。家族や友人、または恋人など、身近で信頼できる人に相談するようにしましょう。

 

ただ、過剰な期待は禁物です。親しくとも心のケアに対して周囲は素人です、周囲に相談しても不安が緩和されない時は、カウンセリングを受けることをお勧めいたします。

 

不安を消そうとしても消えない。それがストレスになることもあります。不安になる自分を認め、不安をコントロールすることもトラウマ克服の有効な手段の一つです。

 

決して一人ではないということを知り、希望を捨てないようにしてください。

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