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ストーカー被害でうつ病にならないための対策と、なった場合の対処法

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異性によるストーカー被害を受けていることを誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまう人もたくさんいます。

 

しかし、そのような状態が続くとただでさえストーカー被害により受けているストレスが、はけ口がないままどんどん大きくなってしまいます。

 

このようなストーカーに付きまとわれる恐怖は、被害者の心身に強いストレスを与えるため、時にはうつ病になってしまうこともあります。

 

そのような事態に陥らないためにはどのような対策をとれば良いのでしょうか?

 

ここではストーカー被害によってうつ病にならないための対策と、うつ病になってしまった場合の対処法について解説していきます。

 

ストーカー被害によるストレスはうつ病になるほどこわいもの

 

常にストーカーに監視されているというストレスは想像以上に強いものです。

 

そこへ大量のメールの送信や交際の強要、加害者が被害者と交際していると思い込んでの行動などは恐怖以外の何物でもありません。

 

このようなストレスにさらされても、ストーカー被害を周囲に相談することができない人が多いのが現状です。

 

なぜなら「被害者が加害者に気のあるそぶりをしたのではないか」、「加害者の思い込みではないか」と周囲の人に思われる可能性もあるからです。

 

そのような理由からストーカーから受けるストレスを一人で抱え込んでしまうことになります。

 

そうして徐々に抱えるストレスが大きくなり、精神の安定を失って、やがてはうつ病を発症してしまう可能性もあるのです。

 

味方を作ることでストーカー被害によりうつ病になることを防ぐ

ストーカー被害によりうつ病にならないための一番の対策は、身近な人に味方になってもらうことです。まずは信頼できる友人や家族に相談してみましょう。

 

そうすることで自分がストレスにさらされていることを理解してもらうことができます。

 

家族や友人以外に、警察に相談するという方法もあります。警察に相談した場合には、きちんと相談したという記録を残してくれるので、精神的にも安心することができるでしょう。

 

この場合は近所の交番ではなく、最寄りの警察署の生活安全課に相談することをお勧めします。

 

しかし、女性一人で相談に行っても、担当の警察官によってはまともに取り合ってくれなかったという事例もあります。

 

このような事態を避けるために、父親や夫、男性の友人などにできればスーツなどのきちんとした服装をして同伴してもらうと良いでしょう。

 

そうすることで事態の重大さを警察にも認識してもらうことができます。

味方を作ることはストーカーによるうつ病を防ぐための重要な対策

 

味方を作ることでストーカー被害が解決するわけではありません。しかし、被害者の置かれている状況を理解してくれる人がいるということで、大きな安心感を得ることができます。

 

家族や友人などの「味方」は、被害者の置かれている状況を冷静に判断することができます。また、状況に応じて適切なアドバイスも受けることができます。

 

警察などの公的機関に相談するときに同伴してもらえば、被害者も心強くなるでしょう。

 

一人でストーカー問題について考え始めると、気分がふさぎ、解決の糸口すら見つけられなくなってしまうことも考えられます。

 

特に責任感が強くまじめな人ほど問題を一人で抱え込みやすいので、うつ病になりやすいと言えます。

 

ストーカー被害を受けていることは恥ずかしいことではありません。自分は被害者であるという自覚をしっかりと持って、身近な信頼できる人に相談してみましょう。

 

そうすることで心に受けるストレスを軽くすることができます。

 

ストーカー被害によりうつ病になってしまったら心療内科を受診する

もし、ストーカー被害によってうつ病になってしまった場合には、心療内科を受診しましょう。うつ病は放っておけば治るというような病気ではありません。

 

放置しているとさらに病状が悪化し、最悪の場合自殺という結果を招くこともあります。

 

うつ病の症状としては

  1. 憂鬱、不安、あせりといった気分が続く
  2. 消えてしまいたい、死んでしまいたいと思う
  3. 今まで好きだったことに興味が持てなくなる
  4. 何をするにも億劫になる、意欲がなくなる
  5. 自分で自分を責めてしまう
  6. 会話やテレビ、本の内容などが頭に入ってこなくなる

といったものがあります。

 

病院を受診した場合には、必ず診断書を書いてもらうようにしましょう。この診断書はストーカーにより実際に被害を受けたという証拠になります。

 

このような証拠があれば、警察に被害届を出す際に役に立ちます。

 

ストーカーは親告罪なので、被害者が被害届を提出しない限り警察は介入できません。しかし、ストーカーにより病気になったという証拠があれば、警察も重い腰を上げてくれます。

 

警察は実害がないとなかなか動いてくれないので、この診断書は被害者の大きな武器となります。

 

まとめ

ここまで、ストーカー被害にあった際にうつ病にならない方法と、うつ病になってしまった場合の対処法について解説してきました。

 

うつ病にならないために一番大切なことは、問題を一人で抱え込まないことです。

 

信頼できる友人や家族にストーカー被害を受けていることを相談しましょう。そうして客観的かつ冷静な意見を述べてもらうことで、被害者の抱え込むストレスはかなり軽減されます。

 

また、家族や友人に相談しておくことで、被害者がうつ病になったときに本人より早く異変に気づいてもらえる可能性もあります。

 

そのような場合に病院へ付き添ってもらうなどの手助けをしてもらうことも期待できます。

 

こうして周囲のサポートを受けながら、被害者がストーカー被害により心身を病んでしまうことを防ぐようにしましょう。

 

 

 

 

 

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